「三島の棒術」「鞨鼓舞」の君津・三島神社は源頼朝に関わる伊豆三島神社を分祀したものと伝えられています

大山祗命を祭神に鎮座する社は源頼朝に関わる伊豆三島神社を分祀したものと伝えられています。林立する大杉に包まれた三島神社の境内は広く、大きな鳥居をくぐって歩いていると太古の昔の世界を訪れているかのような趣があります。

9/28日(現在は9月の最終日曜日)の秋の祭礼では、氏子連が奉納する棒術・鞨鼓舞が演じられます。
「三島の棒術」の由来は、かつて源頼朝が安房の地から北上し、当地を通過した折に、一部の家来がこの地に土着し、武道に励みながら三島神社で奉納試合を行った事が始まりであると伝えられています。

「鞨鼓舞」は、かつて日照り続きになった時、農民がこの社に集い、雨乞いを行ったところ、突然竜神が現れ、慈雨を降らせたという故事にならって、獅子を竜にたとえて舞いにしたものといわれています。