ご先祖さまからきみへ Kindle版 のぶみ(斎藤信実) (著) 戦争や飢饉の時代を乗り越え、たくさんのご先祖様が「きみ」へとつないでくれた命。
一人の命をつなぐために、十代前までさかのぼれば、1024人。二十代前までなら100万人ものご先祖様が存在し「きみ」を見守っていることになる。「ご先祖様の名前を呼んで、手を合わせ、感謝の気持ちを伝えてほしい。きっとご先祖様は喜んで一生懸命「きみ」を愛し、守ってくれているはずから」という著者のメッセージが込められている。命の尊さと、生かされている意味に感謝の気持ちが溢れる珠玉の一冊。
『ご先祖さまからきみへ』は、2023年に出版されたのぶみによる絵本です。戦争や飢饉などの困難を乗り越え、たくさんのご先祖様が命をつなぎ、今を生きる私たちに命を授けてくれたことを伝える内容となっています。
絵本は、一人の少女が、森の中で一人の老人と出会うところから始まります。老人は、少女に「ご先祖さまを知っていますか?」と問いかけます。少女は、ご先祖さまの名前や顔を知りません。老人は、少女にご先祖さまの物語を語り始めます。
ご先祖さまたちは、戦争や飢饉などの困難を乗り越え、命をつなぎ、今を生きる私たちに命を授けてくれました。一人の命をつなぐために、十代前までさかのぼれば、1024人。二十代前までなら100万人ものご先祖様が存在し、私たちを見守ってくれています。
老人は、少女に「ご先祖さまの名前を呼んで、手を合わせ、感謝の気持ちを伝えてほしい」と伝えます。少女は、老人の言葉を聞いて、ご先祖さまに感謝の気持ちを伝えることを決意します。
本書は、私たちが生きる命の尊さや、ご先祖さまへの感謝の気持ちを改めて考えさせてくれる絵本です。
以下に、本書の特徴をいくつか挙げます。
- ご先祖さまの物語を通して、命の尊さや、ご先祖さまへの感謝の気持ちを学ぶことができる。
- 絵本は、シンプルな言葉と絵で構成されており、子どもから大人まで楽しく読むことができる。
- 本書の最後には、ご先祖さまの名前を呼んで手を合わせる「ご先祖さまへの感謝の祈り」が掲載されている。
本書は、子育て中の親子や、ご先祖さまのことをもっと知りたい人などにおすすめの絵本です。