じゃがいもへんなの レアキッズのための絵本 Kindle版 キリーロバ・ナージャ (著), 古谷萌 (イラスト) 「みんな大好きなじゃがいもが、200年も嫌われてたなんて へんなの~~~!」
南米からヨーロッパへわたったじゃがいも3兄弟が世界の人気者になるまでの物語
知ってる?
「へんなの~~」って、実は最高のほめ言葉かも!?
この世界は「ヘン」で「ステキ」な仲間で溢れている!
6カ国を移り住んだ著者が描く、
違う国から来た人やものを大切にすることを教えてくれる絵本
南米ぺルーで仲良く暮らしていたじゃがいもの兄弟は、
ある日出会ったスペイン人に誘われ、遠くはなれたヨーロッパへ渡ることに。
「人気者になれる」って聞いてたけど、ヨーロッパではいろんな理由で
「へんなの~~」とのけものにされる日々…。
あきらめかけたその時、「へんと言う人の方がへんだ!」と言う博士と出会って…!?
自分の「ヘン」が誇らしく、ちょっぴり自信が持てるようになる
実際の史実にもとづいたストーリー。
「じゃがいもへんなの レアキッズのための絵本」は、2022年1月に文響社から発売された絵本です。著者は、キリーロバ・ナージャさん、古谷萌さん、五十嵐淳子さんです。
この絵本は、南米のペルーで生まれたじゃがいも3きょうだいが、ヨーロッパに渡り、見た目や味の違いから「へんなの」と言われながらも、自分たちの「へん」を認めてくれる人に出会うというストーリーです。
じゃがいも3きょうだいは、長男の「ジャガ」は大きすぎて、次男の「ポテ」は形が不ぞろいで、三男の「サツマイモ」は皮が赤くて、ヨーロッパでは誰からも相手にされません。
そんなある日、じゃがいも3きょうだいは、自分の「へん」を認めてくれる博士と出会います。博士は、じゃがいも3きょうだいの「へん」を「個性」だと言います。
じゃがいも3きょうだいは、博士の言葉に勇気づけられ、自分たちの「へん」を誇りに思うようになります。そして、自分たちのような「へんな人」が集まる「へんな人たちの村」を作ります。
この絵本は、見た目や性格が違う人を「へんな人」と決めつけてしまうのではなく、その人の「個性」として認めてあげることの大切さを教えてくれます。
絵本は、イラストがとてもかわいらしく、読みやすい文章で書かれています。個性豊かなじゃがいも3きょうだいの姿に、子どもたちはきっと共感することでしょう。
以下に、絵本のおすすめポイントをまとめます。
- 見た目や性格が違う人を「へんな人」と決めつけてしまうのではなく、その人の「個性」として認めてあげることの大切さを教えてくれる
- イラストがとてもかわいらしく、読みやすい文章で書かれている
- 個性豊かなじゃがいも3きょうだいの姿に、子どもたちはきっと共感する