からあげビーチ レアキッズのための絵本 Kindle版 キリーロバ・ナージャ (著), 古谷萌 (イラスト) 個性は君の勲章だ！レアキッズ応援絵本シリーズ第１作！６カ国で育った著者が教える、「食」の多様性を学ぶ物語。
ベジタリアン、イスラム教、小麦アレルギー、卵アレルギー・・・、
体質、主義、宗教などによって食べられないものがある人がいるということを
からあげ家族のストーリーを通じて子供にわかりやすく伝えます。
「わたしだって、お弁当を残さずに食べたい。
好き嫌いがあるわけではないし、食欲もある。
作った人に申し訳ないと思うし、栄養のことだって気になる。
それでも、お弁当を残すしかない日がわたしにはあるんだ。
12 歳でベジタリアンになってからずっと。
わたしみたいな子どもは、まだ日本では珍しいと言う人もいる。
でも、アレルギーがあって、お弁当を残したり、
宗教が理由で、食べられないものがあって、
お弁当を残す子どももいる。
そして、そういう子どもは、
これからどんどん増えていくだろう。
カラダや宗教や主義は、そう簡単に変えられるものではない。
怒られても、いのこりさせられても、努力しても変えられない。
でももっと簡単に、変えられることがある。
それは、お弁当の方だ。」（あとがきより）
「からあげビーチ レアキッズのための絵本」は、2021年5月に文響社から発売された絵本です。著者は、キリーロバ・ナージャさん、五十嵐淳子さん、古谷萌さんです。
この絵本は、からあげが大好きな家族が、からあげの食べられない女の子と出会い、友情を育んでいくというストーリーです。
からあげが大好きなからあげ一家は、からあげの食べられない女の子・りんちゃんに出会います。りんちゃんは、アレルギーでからあげを食べることができません。
からあげ一家は、りんちゃんのために、からあげ以外のおいしいものをたくさん作ってあげます。りんちゃんも、からあげ一家の優しさに触れ、少しずつ心を開いていきます。
そして、ある日、からあげ一家は、りんちゃんと一緒に、からあげの食べられるビーチへ遊びに行きます。りんちゃんは、初めてからあげを食べることができ、とても幸せな気持ちになります。
この絵本は、からあげの美味しさだけでなく、人と人とのつながりの大切さも伝えてくれます。
絵本は、イラストがとてもかわいらしく、読みやすい文章で書かれています。からあげ好きのお子さんはもちろん、食の多様性を学ぶのにぴったりの絵本です。
以下に、絵本のおすすめポイントをまとめます。
- からあげの美味しさだけでなく、人と人とのつながりの大切さも伝えてくれる
- イラストがとてもかわいらしく、読みやすい文章で書かれている
- 食の多様性を学ぶのにぴったりの絵本