【ムンクは実は叫んでいない!?】『世界のスゴイ絵画』発売!へぇ~な解説とデッカイ絵で鑑賞スキルが育つ名画ガイド、爆誕!ダ・ヴィンチ、ムンク、北斎…世界の名画を特大サイズで楽しく解説!

ダ・ヴィンチの《モナ・リザ》、ムンクの《叫び》、葛飾北斎の《冨嶽三十六景》――世界の名画が教養として注目される昨今、「なんだか難しそう」「見方がわからない」と感じる人もいるでしょう。先入観をもたず、感じるままに鑑賞することこそアートの本質といわれますが、一方で、ある程度の知識がないと、どう感じてよいのかわからない、という人もいるのではないでしょうか。
そこでこの本では、教養として知っておきたい75の名画を厳選し、それぞれの作品や画家に関する知識を紹介しています。「ダリの時計はどうしてぐにゃりと曲がっているの?」「見返り美人図はなんで顔がよく見えないの?」このような作品に隠された謎から、「妹が好きすぎて妹ばかり描いた」「モデルに肖像画の受け取りを拒否された」などの個性豊かな画家のエピソードまで、名画を楽しむヒントが盛りだくさん。また、ほとんどの作品の図版を、見開きをまたいで大きく掲載しているので、実物さながらの迫力を味わうことや、細部をじっくり観察することができます。
名画にはじめて触れる子どもから、大人の美術ファンまで、幅広い層にお楽しみいただける1冊です。

・解説が楽しい!

ムンクの《叫び》では、ムンクが絶叫しているように見えますが、その後ろを歩く人々は叫び声に驚く様子はありません。いったいなぜ? このように本書では、名画に隠された謎から、画家の生きざま、名画がたどった数奇な運命まで、名画を楽しむヒントをわかりやすく紹介しています。

・絵がデッカイ!

従来の画集や図録では、さまざまな縦横比の図版を1ページに収めて掲載するために、縦に長い絵画や横に長い絵画のサイズが小さくならざるをえませんでした。本書では、実物さながらの絵画の迫力を伝えるため、ほとんどの図版を見開きをまたいで掲載。開きのよい製本により、ノドの部分も見やすくなっています。

・イラストがおもしろい!

セルフプロデュースに長けていたインスタグラマー風のヴィジェ=ルブランなど、伊野孝行さんが描いた画家たちのユーモラスなイラストも魅力のひとつ。画家たちの個性あふれるセリフとともにお楽しみいただけます。

・コラムや資料も充実!

印象派の巨匠、マネ、モネ、ルノワールが天国で集まったら、どんな話をするのでしょうか。大画家たちによる対談を妄想でつづったコラムを各章末に掲載しています。巻末には、西洋・日本美術の流行がわかる年表や、この本に登場する絵画の実物を国内で見られる美術館ガイドもついています。

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