第11回 料理レシピ本大賞 in Japan【ニュースなレシピ賞】を、リュウジ『料理研究家のくせに「味の素」を使うのですか?』(河出新書)が受賞!

今年で第11回を迎えた「料理レシピ本大賞 in Japan」にて、リュウジさん著『料理研究家のくせに「味の素」を使うのですか?』(河出新書/税込891円)が、映えある【ニュースなレシピ賞】を受賞しました。
【ニュースなレシピ賞】は料理レシピ本大賞の第10回を記念して、「その年のニュースや世相が反映されたキーワードを考慮し、料理レシピ本コーナーの盛り上げにつながるような著者・本を顕彰」するために、昨年より新たに創設された賞。
リュウジさんは、本書とともに、『悪魔のレシピ2』(ライツ者)が料理部門準大賞に選ばれたダブル受賞。これで史上初、連続4度目の受賞となりました。

■受賞作『料理研究家のくせに「味の素」を使うのですか?』について

 

〈【料理研究家のくせに味の素を使うのですか?】と言われて早7年、

「人殺し」や「悪魔崇拝者」と罵られても何故この調味料を使うのか本気で書きました
何故世の中が味の素を批判してきたのか、料理研究家が使わないのか、全てわかります 

炎上覚悟、魂の一冊です〉
(ツイッター[現・X]によるリュウジさんの投稿より)

 

世界で初めてのうま味調味料にして、代名詞的存在「味の素」。

現在、「味の素」(その主成分であるグルタミン酸ナトリウムをはじめとするうま味調味料)の安全性は科学的に認められています。

それにもかかわらず、「味の素って化学調味料でしょ? 体に悪いんじゃない?」などと思っている人は後を絶ちません。

 

料理研究家のリュウジさんは、自身の発表するレシピで「味の素」を活用していることから、これまでたくさんの非難を受けてきました。SNS上では、(体に悪い調味料を他人に勧めるなんて)「人殺し」だ、「悪魔崇拝者」だ、とまで言われ、「味の素」論争にも何度も巻き込まれています。

 

じつは、リュウジさんもまた、かつては「うま味調味料を使うやつなんて料理家として恥ずかしい!」くらいの勢いの無添加派だったのです。

 

それがなぜ、「味の素」を使うようになったのか?

うま味調味料とは何か?

なぜ「体に悪い」などという噂がいまだに生き続けているのか?

そもそも「味の素」ってなんのために使うのか?

 

「日本一、味の素を愛する料理研究家」を自負するリュウジさんによる、1冊まるごと「味の素」本。

この本を読めばすべての疑問が解決し、家庭料理の味方「味の素」の至高の使い方まで身につけることができます。

第11回 料理レシピ本大賞 in Japan【ニュースなレシピ賞】受賞!

書名:料理研究家のくせに「味の素」を使うのですか?(河出新書)

著者:リュウジ

税込定価:891円(本体810円)

仕様:新書判/208ページ

発売日:2023年10月27日

ISBN:978-4-309-63170-7

https://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309631707/

■本書目次

はじめに

第1章 なぜ味の素を使うのか?

味の素の衝撃/セカンドインパクト/「うま調味料は避ける」が当たり前だった etc.

第2章 うま味調味料とは何か?

味の素とは何か?/味とは何か?/第5の味・うま味 etc.

第3章 うま味調味料の至高の使い方

塩味と香りがうま味をおいしくする/レシピ1:無限キャベツ/レシピ2:卵かけご飯 etc.

第4章 うま味調味料の歴史

うま味の発見/調味料はグルタミン酸ナトリウム/味の素の誕生/最初の製法――原料は小麦粉 etc.

第5章 MSGは本当に体に悪いのか?

安全性検証の19年間/始まりの手紙/中華料理店症候群とオルニー実験/安全宣言までの道のり etc.

第6章 UMAMIは世界に誇る食文化

世界のUMAMI/世界への発信/油とうま味/甘味とうま味 etc.

おわりに

主な参考文献

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