「悪魔交渉人シリーズ」「有閑貴族エリオットの幽雅な事件簿 シリーズ」などヒット作多数の栗原ちひろのオカルトミステリー『国土交通省鎮守指導係 天崎志津也の調査報告』

東京都千代田区霞が関、国土交通省水管理・国土保全局。その地下倉庫の中に、人に害なす神々を鎮める「鎮守指導係」はあった。

神に姉を殺された警察官・津々楽は霊感に目覚めたことから鎮守指導係にスカウトされた。

相棒は定年を過ぎ嘱託になった天崎というお爺ちゃん…のはずが人懐っこく話しかけてくる男はどう見ても十代の美青年‼

天崎もまた神と浅からぬ因縁を持つらしく、子どもみたいに無邪気かと思えば、老師のような圧倒的知識で津々楽を導いていく。

生真面目な津々楽と自由奔放な天崎の「神に呪われた」コンビが立ち向かう難事件は──。

・飛び降りの絶えない港区のタワマン。落下地点にあるのは小さな赤い鳥居で…。

「タワマンの金魚池」

・急カーブが続く国道の路線バス。見知らぬ酔客が乗車すると必ず事故が起こり──⁉

「酷道の幽霊バス」

・時間潰しに津々楽が見た生配信。肝試しを実況する配信者の背後には首のない女の幽霊が?

「幽霊トンネルとバラバラ死体」

国交省の地下倉庫に保管された膨大な資料や怪しげな呪具を駆使し

荒ぶる神の謎を解き鎮守するお仕事オカルトミステリー!

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笠倉出版社
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栗原ちひろ先生のコメント

「街は変わっていきます。東京も各地で再開発が行われ、昭和から引き継がれた薄暗い気配が払拭されつつあります。それが嬉しいと同時に、少し恐ろしくもなる。薄闇に生きていたものも、大事にどこかに引き継がれてほしいと思うのです。

これはそんな気持ちが生んだ物語。どうぞよろしくお願いいたします。」

担当編集のコメント

神の声が聞こえ断片的な記憶が見えるようになった津々楽と、霊感は津々楽に劣るけれど圧倒的な経験と豊富な知識、そして特別な力を持つ天崎。そんな二人がコンビを組み、都会のタワーマンションから、つづら折りの魔のカーブ、山の廃トンネルまで飛び回る本作。

爽快感抜群なオカルトミステリーでありながら、荒ぶる神のバックボーンはノスタルジックで涙さえ零れるほど胸に迫る切なさ。読み終えた後、もっともっと二人の活躍を知りたくなること間違いなしです! この面白さ、ぜひ読んでお確かめください!

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