異世界迷宮でハーレムを(11) (角川コミックス・エース)公爵からの依頼を利用して、PTメンバー拡充用の資金調達なるか!?ガラス製品で有名なぺルマスクにいけることを知った公爵から、贈答用に「鏡」の購入を頼まれた道夫。

深い迷宮の奥底――そこは、かつてない試練と出会いが交錯する異世界。今回、第11巻「異世界迷宮でハーレムを(11)」では、主人公・道夫が新たな局面へと踏み出す瞬間が描かれる。

ある日、ガラス製品で名を馳せるぺルマスクの存在を知った公爵が、贈答用として「鏡」の購入を道夫に依頼する。公爵の策略を利用し、道夫は次なるPT(パーティ)メンバーの拡充という大望のため、製品輸送による利益獲得という奇策に挑む。――その資金が、彼の夢見るハーレム形成とさらなる冒険の原動力となるのだ。

道夫は、荒れ果てた迷宮の中で数多の敵と激突しながらも、慎重かつ大胆に次のステップを踏み出す。彼が手にする「鏡」は、単なる装飾品ではなく、彼の商才と勇気が試される象徴。仲間たちとの絆、そして彼自身の成長が、迷宮を進むごとに確実に形となって現れていく。

この巻では、これまでの戦いや試練で培った経験が、いよいよ資金調達という形で報われるかのような、重厚かつユーモラスなエピソードが満載だ。公爵の提案が、道夫の運命を大きく左右する転機となるとともに、彼の周囲には新たな出会いと、魅力あふれるハーレムメンバーたちが次々と姿を現す。

――異世界迷宮でハーレムを(11)は、笑いあり涙ありの冒険譚であり、読者に「次は何が起こるのか?」という胸の高鳴りを届ける一冊である。