『辺境の老騎士 バルド・ローエン(12)』は、菊石森生氏が漫画を、支援BIS氏が原作を務める人気コミックシリーズの最新巻。25年前に果たせなかった亜人・ゲルカストとの約束が、ロードヴァン城への招待をきっかけに再燃し、深い因縁と騎士たちの熱き魂が
あらすじ
- 招待と再会
パルザム王国辺境騎士団の根拠地・ロードヴァン城へ招かれたバルド一行。しかし城壁前には、亜人・ゲルカストの集団と辺境騎士団との深刻な対立が生じていました。 - 騎士の誇り
団長ザイフェルトは騎士の精神に則り、己の命を懸けて衝突を沈静化。しかし、バルドがあるゲルカストの名を口にした瞬間、空気は一変します。 - 因縁の真実
25年前に果たせなかった約束とは何か? 亜人と人間の複雑な歴史が、ここでついに明かされる――。本編クライマックスに向け、バルドと仲間たちの信頼と葛藤が交錯します。 - 書き下ろし小説
原作者・支援BIS氏による書き下ろし短編が巻末に収録され、コミカライズ版では描き切れなかった裏側エピソードを補完します。
(あらすじ出典:講談社公式サイト/Amazon商品ページ)
特徴と見どころ
- 重厚な人間ドラマ:長年くすぶってきた亜人との約束が、いま再び火を噴く。バルドの冷静沈着さと騎士団の仲間たちの熱い想いが交差する心揺さぶる展開が魅力です。
- 迫力の戦闘描写:ロードヴァン城の城門前で繰り広げられる対立解消シーンは、緻密なコマ割りと躍動的な作画で圧倒的な臨場感を生み出します。
- 深まる世界観:25年前の事件を紐解くことで、辺境騎士団と亜人の歴史的背景が鮮明に。シリーズを通して培われた設定が一気に交錯し、物語の奥行きを増します。
- 追加小説の魅力:漫画では語りきれない細部を描写した書き下ろし小説は、ファン必読のボーナスコンテンツです。
こんな人におすすめ
- シリーズ既読者:これまでの伏線が回収され、真実が明かされるクライマックスを待ち望む読者に。
- ファンタジー好き:異種族間の複雑な関係性や騎士の誇りと忠義が織り成す重厚なドラマを楽しみたい方に。
- 作画ファン:緻密な背景美術とダイナミックなアクション作画を高画質で味わいたい方に。
まとめ
第12巻では、25年もの時を超えた約束の真実がついにベールを脱ぎ、バルドと仲間たちの絆が試される重要エピソードが展開されます。重厚かつ緻密なストーリーと迫力のビジュアルで、シリーズファンのみならず新規読者も引き込む一冊です。気高き騎士の魂が交錯するクライマックスを、ぜひロードヴァン城の礎石の上で体感してください!