サピエンス全史 上下合本版 文明の構造と人類の幸福 Kindle版 ユヴァル・ノア・ハラリ (著), 柴田裕之 (翻訳) ホモ・サピエンスが文明を築き、世界を制覇したのはなぜか?
文明はなぜ爆発的な進歩を遂げ、近代ヨーロッパは世界の覇権を握ったのか? 人類の誕生から狩猟採集、農業革命を経て歴史の統一まで描く、巨大な物語。帝国・科学・資本を中心に未来への幻想が生まれる歴史を解く。文明は人類を幸福にしたのか? 世界的ベストセラーついに文庫化!
「サピエンス全史 上下合本版 文明の構造と人類の幸福」は、イスラエルの歴史学者ユヴァル・ノア・ハラリによる世界的ベストセラー書である。2011年にイスラエルで出版された後、世界48カ国で翻訳され、累計1,000万部を超える大ヒットとなっている。
本書は、人類の誕生から現代までを、文明の進化と人間の思考の変化という視点から俯瞰した壮大な歴史叙事詩である。
著者は、ホモ・サピエンスがなぜ他の動物たちを駆逐し、世界を支配するようになったのか、その理由を「空想力」と「虚構」にあると説く。
ホモ・サピエンスは、他の動物たちと異なり、神や国家、貨幣、法といった虚構の概念を共有することができた。この虚構の力によって、ホモ・サピエンスは、大規模な共同体を作り上げ、社会や文明を形成することができたというのだ。
本書は、人類の歴史を再考させ、現代社会のあり方を問い直す意欲作である。
以下に、本書の特徴をまとめる。
- 人類の歴史を、文明の進化と人間の思考の変化という視点から俯瞰した壮大な歴史叙事詩
- ホモ・サピエンスがなぜ他の動物たちを駆逐し、世界を支配するようになったのか、その理由を「空想力」と「虚構」にあると説く
- 人類の歴史を再考させ、現代社会のあり方を問い直す意欲作
「サピエンス全史」は、歴史や哲学、社会学など、さまざまな分野に関心がある人におすすめの一冊である。