パンどろぼうとほっかほっカー (角川書店単行本) Kindle版 柴田 ケイコ (著) パンどろぼうの「愛車」登場!? 大人気シリーズ第５弾！
ヤギのおばあさんの頼みで、パンを届けにでかけたパンどろぼう。
なかなかたどりつかずうなだれる横を、一台の車がとおりすぎますが―――。
ほかほかのパンとほかほかの思いをのせて、「ほっかほっカー」が走りだす！
柴田ケイコさんの「パンどろぼうとほっかほっカー」は、2023年9月に発売された絵本です。大人気シリーズ「パンどろぼう」の第5弾で、パンどろぼうがヤギのおばあさんの頼みで、パンを届けるために旅に出るという物語です。
物語の冒頭、パンどろぼうは、山奥に住むヤギのおばあさんからパンを届けてほしいと頼まれます。パンどろぼうは、ヤギのおばあさんの家に向かって旅に出ますが、山道は険しく、なかなかたどり着けません。
そんなパンどろぼうの横を、一台の車が通り過ぎます。その車は、こぶたさんが作ったパンの車、「ほっかほっカー」でした。こぶたさんは、パンどろぼうの困っている様子を見て、パンを届ける手伝いを申し出ます。
パンどろぼうとこぶたさんは、力を合わせてパンを届けることにします。ほっかほっカーに乗って、山道を進んでいくうちに、二人は仲良くなっていきます。
そして、ついにヤギのおばあさんの家についた二人は、パンを届けます。ヤギのおばあさんは、二人を温かく迎え入れ、おいしいパンをみんなで食べます。
パンどろぼうとこぶたさんは、パンを届ける喜びを知り、これからも一緒にパンを届けていくことを誓います。
この絵本は、パンの温かさと、人と人とのつながりの大切さを描いた物語です。パンは、人を幸せにする力を持っているということを、子どもたちに伝えてくれます。
また、パンどろぼうとこぶたさんの友情も、この絵本の魅力の一つです。二人は、最初はぎこちない関係でしたが、パンを届ける旅を通して、かけがえのない友情を築いていきます。
子どもたちが、パンのおいしさや、友情の大切さを感じることのできる、心温まる絵本です。
以下に、この絵本の見どころをいくつかご紹介します。
- パンのおいしさや温かさを感じるシーン
物語の冒頭、パンどろぼうは、ヤギのおばあさんのために、おいしいパンを焼きます。パンの焼ける香りや、焼き上がりのおいしさは、子どもたちの食欲をそそることでしょう。また、ヤギのおばあさんがパンを頬張る姿は、パンの温かさを体感させてくれます。
- パンを届ける旅の冒険
パンどろぼうとこぶたさんは、山道を進んでパンを届けるために旅に出ます。その道のりは険しく、途中で困難に直面することもあります。しかし、二人は力を合わせて、その困難を乗り越えていきます。この旅の冒険は、子どもたちをワクワクさせてくれることでしょう。
- パンどろぼうとこぶたさんの友情
パンどろぼうとこぶたさんは、最初はぎこちない関係でしたが、パンを届ける旅を通して、かけがえのない友情を築いていきます。二人が一緒にパンを届ける姿は、子どもたちに友情の大切さを伝えてくれます。
「パンどろぼうとほっかほっカー」は、子どもたちが楽しめるだけでなく、大人も楽しめる絵本です。ぜひ、家族で一緒に読んでみてください。