あまがえるのかくれんぼ Kindle版 たての ひろし (著), かわしま はるこ (イラスト) 小学館児童出版文化賞受賞作家 舘野鴻と、生物画家 かわしまはるこが初めて描く“会話するカエル”。愛しき小さな者たちの成長物語。
あまがえるのラッタ、チモ、アルノーの3匹は、かくれんぼが大好き。いつものように遊んでいると、ラッタの体がへんな色になっていました。一体どうしてしまったのでしょうか。
「あまがえるのかくれんぼ」は、舘野鴻さん作、かわしまはるこさん絵の絵本です。2019年に世界文化社から出版されました。
ある日、田んぼに住む3匹のあまがえる、ラッタ、チモ、アルノーは、かくれんぼをすることにしました。
ラッタは、田んぼの泥の中に隠れました。チモは、草むらに隠れました。アルノーは、田んぼの水の中に隠れました。
ラッタは、チモを見つけることができませんでした。チモは、アルノーを見つけることができませんでした。アルノーは、ラッタとチモを見つけることができませんでした。
3匹は、お互いに見つけることができず、さみしくなってしまいます。
すると、ラッタは、チモとアルノーの声が聞こえました。
「ラッタ、どこにいるの?」
「チモ、どこにいるの?」
ラッタは、チモとアルノーの声に導かれ、お互いを見つけることができました。
3匹は、ようやく会えてうれしくなり、一緒にかくれんぼを続けました。
本作は、かくれんぼを題材とした、友情を描いた絵本です。
3匹のあまがえるが、お互いを見つけることができず、さみしくなってしまうシーンは、子どもたちの共感を呼ぶでしょう。
また、最後は3匹が、ようやく会えてうれしくなるシーンは、子どもたちの心を温かくします。
以下に、本書のおすすめポイントをまとめます。
- かくれんぼを題材とした、友情を描いた絵本。
- 3匹のあまがえるの姿が、子どもたちの共感を呼ぶ。
- 最後は、3匹がようやく会えてうれしくなるシーンが、子どもたちの心を温める。
子どもから大人まで楽しめる、優しい絵本です。