アジア発酵紀行 (文春e-book) Kindle版 小倉 ヒラク (著) 発酵はアナーキーだ!「茶馬古道」からインド最果ての地へ至る壮大な旅 自由になれ――各地の微生物が、奔放な旅を通じて語りかけてくる。

・驚異の“高地サバイバル”発酵食〈チベットのバター茶〉
・謎の漢方麹×プリミティブ蒸留でつくる〈リス族の白酒〉
・ヴィンテージほど価値が高い、微生物発酵のプーアル茶
・納豆コケカレーにどぶろくを合わせるネパールの発酵×スパイス文化
・インド最果ての地で、アジア最古の糀文化を守り続けてきた一族……etc.

前人未到の旅がいま幕をあける! 壮大なスケールでアジアの発酵文化の源流が浮き彫りになる渾身作。

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「アジア発酵紀行」は、2023年11月に文藝春秋から出版されたノンフィクションです。著者は、発酵デザイナーの小倉ヒラク氏です。

本書は、小倉氏が、日本の発酵文化の起源を探るべく、中国、台湾、韓国、タイ、ネパール、インドの6カ国を旅した記録です。

小倉氏は、各地で、発酵食品や発酵技術に精通した人々を訪ね、その歴史や文化、そして、発酵をめぐるさまざまな考え方や価値観に触れていきます。

中国では、麹や醬油、豆腐などの発酵食品の歴史をたどり、台湾では、黒酢や臭豆腐などの発酵食品の多様さに驚嘆します。韓国では、発酵食品をめぐる政治や宗教の歴史に触れ、タイでは、発酵食品の多彩な用途に目を見張ります。ネパールでは、発酵食品をめぐる健康や美容への考え方に感銘を受け、インドでは、発酵食品の豊かな多様性に魅了されます。

本書は、日本の発酵文化の起源を探るだけでなく、アジア各国の多彩な発酵文化を紹介することで、発酵の奥深さと魅力を浮き彫りにしています。また、発酵をめぐるさまざまな考え方や価値観を垣間見ることで、私たちの食や暮らしに対する新たな視点を与えてくれます。

本書のおすすめポイントは、以下のとおりです。

  • 日本の発酵文化の起源を探る旅の記録
  • アジア各国の多彩な発酵文化を紹介
  • 発酵をめぐるさまざまな考え方や価値観に触れる

発酵に興味のある人はもちろん、食や文化に興味のある人にもおすすめの一冊です。

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