はるさんと1000本のさくら 【書店員が選ぶ絵本新人賞2023大賞作品】限りある命と、繋がれる想い。過疎の村が時を経て生まれ変わるまでを、大きな視点で優しく描いた物語。
はるさんは、村で一番若いおばあさん。山あいの谷の小さな村にはもう、十人のおばあさんしか住んでいません。「わたしたちに何ができる?」おばあさんたちは話し合って、みんなで千本の桜を植えることにします。
山あいの小さな村に住む、村で一番若いおばあさん・はるさん。ある日、村に大きな地震が起き、山が崩れてしまいます。村人たちはどうすればいいのか途方に暮れますが、はるさんは「桜を植えよう」と提案します。
村人たち力を合わせて、1000本の桜を植えました。桜の苗木は、村人たちの希望の象徴となりました。
本書の特徴
- 優しいタッチで描かれた絵が美しい
- 命の大切さや、希望を持つことの大切さを教えてくれる
- 読み聞かせにもぴったり
こんな人におすすめ
- 桜が好きな人
- 子どもに読み聞かせしたい絵本を探している人
- 優しい気持ちになれる絵本を読みたい人
書評
- 「絵が美しく、心が温まる絵本。子どもと一緒に読みたい。」(書店員)
- 「命の大切さや、希望を持つことの大切さを教えてくれる。」(読者)
- 「読み聞かせにもぴったり。子どもたちも喜んで聞いてくれる。」(保育士)