【戦国サバイバル第13巻!】転生チート領主・基綱、北陸大戦争で乱世の覇者を決める!南蛮鎧と新戦術を武器に能登越中へ出兵!「雑賀衆の寝返り」など策略渦巻く戦場で家族と国を守れるか!?

北陸大戦争、開戦!「家族を守るため」戦国を駆ける朽木基綱、南蛮の火器で乱世を平定せよ!

「小説家になろう」発、シリーズ累計185万部突破(電子書籍を含む)の大人気戦国サバイバル、コミカライズ『淡海乃海 水面が揺れる時』の第13巻が登場!

現代知識を持つ転生領主・朽木基綱(くつき・もとつな)が、戦国の世を生き抜き、理想の治世を築こうと奔走する本作。第13巻は、物語の最大の山場とも言える「北陸大戦争」がついに幕を開け、乱世の覇権を賭けた壮絶な戦いが描かれます。

【愛する者を守るための戦】

永禄十一年五月、基綱は氣比神宮大宮司の娘・雪乃を側室に迎え、家族が増えた喜びも束の間、間を開けずに戦場へと向かいます。彼の戦いの根底にあるのは、愛する家族と国を守りたいという強い想いです。

今回の戦いは、基綱が率いる「朽木・上杉・椎名連合」と、宿敵を前に強行姿勢の「神保・一向一揆連合」が、能登・越中を舞台に全面衝突する大戦争の様相を呈します。宗教勢力が庶民や武士を巻き込み、圧倒的な数で立ちはだかる中、基綱は己の持つ現代知識と、転生チートを駆使して戦いに挑みます。

【南蛮の技術と新戦術が戦場を支配する】

基綱が今回の戦いで切り札とするのは、葡萄牙(ポルトガル)の南蛮鎧、そしてそれを活用した新戦術です。南蛮から輸入した最新の火器や技術を駆使し、旧態依然とした戦国武将たちの常識を打ち破る戦術は、彼が理想とする「平和な世」を築くための強力な武器となります。

しかし、戦国の世は裏切りと策略が渦巻く混沌の極みです。

戦闘の最中、基報には紀伊の雑賀衆(さいかしゅう)が三好方に寝返ったという衝撃的な報せが入ります。味方の裏切り、敵の策略、そして圧倒的な数の力。基綱の緻密な戦略が勝利を導くほどに、多くの人々が傷ついていくという、戦乱の皮肉も深く描かれます。

【戦国群像劇の到達点へ】

第13巻は、単なる知識チートによる爽快な戦いだけでなく、戦国大名としての基綱の「理想と現実のズレ」が顕在化する重要なターニングポイントとなります。北陸の支配者が決定づけられるこの大戦は、朽木家の地位を政治的にも軍事的にも大きく上昇させる一方で、基綱の心に重い決断を迫ります。

原作・イスラーフィール先生による書き下ろしSSと、コミカライズ担当・もとむらえり先生による描き下ろし特別漫画も収録された、ファン必携の一冊。乱世の水面を大きく揺らす基綱の活躍、そして彼が選ぶ未来の道を、ぜひその目で見届けてください。