ただ読み聞かせるだけでは子どもの脳の成長を止める。絵本を単なる読み物として終わらせている親は、親子の会話の機会をドブに捨てているのと同じ。子どもの本音を引き出し、生き抜く会話力を育てるための劇薬本がこれ。

毎日の子育ての中で、絵本をただの読み聞かせの道具として使っていない?文字をそのまま読み上げて、物語が終わったら終わり。そんな風に済ませてしまうのは、実はとてももったいないことをしている。
子どもが本当に求めているのは、物語そのものよりも、それをきっかけにして大好きな親と言葉を交わす時間。それを教えてくれるのが、この「子どもの生活と遊び ボリューム2 絵本-こどもと語り合う道具-」という本。
子どもの想像力やコミュニケーション能力は、一方的に話を聞くだけではなかなか育たない。本を読みながら「この時どう思った?」とか「もし自分だったらどうする?」という問いかけをすることで、子どもの頭はフル回転を始める。
この本は、絵本をただの読み物ではなく、親子が深くつながるための対話の道具として活用する方法を具体的に示している。難解な教育理論ではなく、実際の生活の中で今日からすぐに実践できる具体的なアプローチが紹介されているから、中学生くらいの子どもを持つ人でも、幼い弟や妹への接し方のヒントとして十分に理解できる内容になっている。
大人にとっては小さな絵本でも、子どもの目から見れば、それは無限の発見が詰まった広い世界そのもの。文字が読めるようになることよりも、絵を見て何を感じたかを自分の言葉で表現できることの方が、これからの社会を生きる上でずっと大切な力になる。
多くの家庭で、絵本の時間はただの寝かしつけの習慣になりがちだけれど、使い方を少し変えるだけで、子どもの本音や隠れた才能を引き出す魔法の時間に変わる。日々の忙しさに追われて会話が減っていると感じる人にこそ、この視点の転換を知ってほしい。
子どもと向き合う時間は有限で、あっという間に過ぎ去ってしまう。だからこそ、日々の遊びや生活の中に、深い対話の時間を取り入れることが重要になる。
子どもの心の奥にある声をしっかりと受け止め、豊かな言葉のキャッチボールを楽しむために、この本は確かな道標になってくれる。家族の絆をより強固なものにするために、まずは1冊の絵本を挟んでじっくりと話をしてみることをおすすめする。






























