現役理学療法士×400点イラストで学ぶ！高齢者の「からだ」と「こころ」を徹底解剖し、介護現場で即戦力になるビジュアルガイド『イラストでわかる 高齢者のからだ図鑑』

2025年4月26日

『イラストでわかる 高齢者のからだ図鑑』は、2024年8月29日にメディカル・ケア・サービス株式会社より刊行された184ページの単行本です​。現役理学療法士の視点で、加齢による身体変化や病気、こころのケアを「からだの仕組み」と「からだの機能」の二つの角度からイラストで分かりやすく解説しています​。

著者・監修・刊行情報

著者はkei（長島佳歩）氏で、医学監修は稲川利光氏が担当しています​。出版社はメディカル・ケア・サービスが発行、学研グループの株式会社Gakkenが発売元となっています​。装丁はA5判で、全184ページのボリューム感です​。

構成と目次

本書は「はじめに」「この本の読み方」の序章の後、5つの章で構成されています。

• 第1章　高齢者のからだのこと
• 第2章　高齢者の動作のこと
• 第3章　高齢者に多い病気や薬のこと
• 第4章　高齢者の認知症のこと
• 第5章　高齢者とのかかわりについて（介護サービスや多職種連携）
  加えて、索引と参考文献が巻末に付されています​。

特徴と活用ポイント

本書最大の特長は400点以上のイラストと、病院や施設、自宅での「あるある」を描いたマンガを豊富に収録している点です​。専門用語や解剖図もイラストでビジュアル化し、初学者にも理解しやすい構成となっています​。加齢による身体の変化を「しくみ」と「機能」に分けて解説することで、理論と実践の両面からケアのポイントをつかむことができます​。

こんな人におすすめ

• はじめて高齢者とかかわる医療・福祉の現場の新人や実習生
• 医療福祉学科の学生や施設職員
• 高齢の家族を在宅で支える介護者
• ビジュアルで学びたい看護師・ケアマネジャーなどの専門職
  以上の方々にとって、現場ですぐに参照できる「持ち運び可能なビジュアル辞典」として最適です​。

まとめ

高齢者ケアには「知識」と「現場感覚」の両方が求められますが、本書はどちらもイラストとマンガでバランス良くフォローする一冊です​。初めての現場でも手に取りやすく、「あのとき見た図解」をサッと確認できる利便性が魅力です。実践的かつ視覚的な学習を重視する全てのケア従事者・介護者にぜひおすすめしたいビジュアルガイドです​。