著者デビュー10周年!悩める人の背中を押してくれる、極上のスイーツがきらめく癒しの物語。ことのは文庫『星屑鉄道の鉱石カフェ』8月21日発売! 星空を走る列車で、風変わりなキャラクターたちがあなたをお迎え。
マイクロマガジン社(東京都中央区)は、ことのは文庫『星屑鉄道の鉱石カフェ』(著:蒼月海里/イラスト:うごんば)を8月21日に発売
星屑鉄道の鉱石カフェ
https://kotonohabunko.jp/detail/mineralcafe/
著:蒼月海里/イラスト:うごんば
ISBN:9784867166178
定価:781円(本体710円+税10%)
発売日:2024年8月21日
- あらすじ
星空を走る列車で悩めるあなたをお迎えするのは、死神、堕天使、そして賢者。
著者デビュー10周年!極上スイーツがきらめく癒しの物語。
この世ならざる場所を駆ける『星屑鉄道』は、悩める人の前にふと現れる。
その「食堂車」で提供されるのは、きらきらと輝く「鉱石スイーツ」だ。
この列車の車掌は、底抜けに明るく人間が大好きな「死神」。
スイーツを作るのは、人間の助けになりたい物憂げな「堕天使」。
二人のもとに鉱石を運ぶのは、幼い見た目だが尊大な「賢者」。
この風変わりな彼らと、きらめくスイーツが、
「乗客たち」を「ふたたび前を向いて生きる」方向へと導いていく――。
- ことのは文庫編集部によるおすすめポイント!
◆悩みを抱えた人たちが、この世ならざる不思議な場所に行き、再起する王道の現代ファンタジー。
連作短編でさまざまなゲストが出るため、共感できるキャラや悩みもきっと見出しやすいはず!
◆銀河鉄道を思わせる夢のような列車を舞台に、現在大人気の「鉱石」モチーフの美しいスイーツが多数登場。
素敵なスイーツが読むだけで癒しの空気を感じさせてくれます。
◆謎がたっぷりの列車の乗務員たち。
それぞれに違った魅力を持つ美しい彼らが、人間に対してどのような救いの手を差し伸べるのか。
人とは違う理で存在する彼らのとる行動に要注目です!
- 「勇気をもらえる」「悩める人の背中を押してくれる」など感想続々!
一足先にゲラをお読みいただいた方の感想をご紹介!
いじめ、恋愛、仕事、自分の存在価値──
それぞれ悩みを抱えた男女の眼前に現れたのは
宮沢賢治の『銀河鉄道の夜』を彷彿させる摩訶不思議な星屑鉄道。
迷い込んだ乗客を迎えるのは、異彩を放つ三人──メメ、ルリ、ミズハ。
彼らと対話することで自分に足りなかったものが
「一歩を踏み出す勇気」だと気づく乗客たち。
キャラ同士の愉快な掛け合いに美味しいスイーツ、
そして鉱物の知識が得られる一粒で二度も三度も楽しめる物語。
誰かに背中をぽんと優しく押してもらいたい、勇気が欲しい方にお勧めです。
(レビュアー様)
夜空を走る星屑鉄道、その中にあるキラキラとした鉱石カフェ。
そして綺麗で美味しいだけじゃない、癒しと応援のスイーツ。
全てが夢のようで、それでいて現実とも向き合わせてくれる一冊。
軽そうにみえるけど、誰よりも人間が好きで優しい死神のメメ。
そんなメメと一緒に迷いの中にいる人達をそっと導いていくルリとミズハ。
星屑鉄道と3人の力を借りて、癒され、
自ら前へ進んでいく人達の姿に、読者も励まされ、勇気をもらえるはず!
(書店関係者様)
- 著者情報
著:蒼月海里(あおつき・かいり)
宮城県仙台市生まれ、千葉県育ち、東京都在住。元書店員。
デビュー作『幽落町おばけ駄菓子屋』シリーズ(角川ホラー文庫)で人気を博す。
他のシリーズに『幻想古書店で珈琲を』(ハルキ文庫)、
『地底アパート』(ポプラ文庫ピュアフル)、『華舞鬼町おばけ写真館』(角川ホラー文庫)、
『深海カフェ 海底二万哩』(角川文庫)、『水晶庭園の少年たち』(集英社文庫)、
『怪談』シリーズ(PHP文芸文庫)、『咎人の刻印』(小学館文庫キャラブン!)など多数。
単行本では『戸張と御子柴 孤高の夜の黄泉還り』(KADOKAWA)、
『終末惑星ふたり旅』(星海社FICTIONS)がある。
イラスト:うごんば
ヤングエースUP連載の『彼岸のオルカ』作画や、
プロジェクトセカイ、にじさんじ等のイラストを手掛ける。
書籍装画実績として『僕と彼の怪異遭遇譚 ホラーアンソロジーコミック』(一迅社ゼロサムコミックス)等。