イタくて微妙な和歌51首×人気BLマンガ家のイラストでおくる 美男美女だらけの『ざんねんな万葉集』を12月20日に発売 令和元年の最後にふさわしい異色の万葉集本、誕生!

株式会社飛鳥新社(本社:東京都千代田区、代表取締役:土井尚道)は、『ざんねんな万葉集』を2019年12月20日(金)に発売いたしました。万葉集の収録歌数は日本最大の4,516首。もはや、歌を「集めすぎた」と言っても過言ではありません。カスな奴らが、身勝手なイタい歌を詠んでいたりするのです。

本書は、世の万葉集本が取り上げる「素晴らしい歌」をすべて無視し、「微妙な歌」だけを集めた逆ベスト版です。人気BLマンガ家・雪路凹子氏の美麗イラストで、(ほぼ)全員美男美女に。日本で生徒数が最も多い美人古文講師・岡本梨奈氏による解説も充実しており、読みごたえは十分。

「このダメさ、わかるなぁ」と思える歌も当然ありますが、まったく共感できない歌もあるでしょう。いずれにしても、万葉集の「優雅でさわやか」なイメージが覆ること、間違いありません。人間の愛すべきダメさというのは、1,300年以上経っても変わっていないのです。

■本書で取り上げている主な和歌

「付き合ってくれないなら死ね」

「こいつイケメンなだけだった」

「大好きなきみに踏まれたい」

「きみを愛してるけど二人でいるの見られたくないんだ」

「妻と旅行してもきみのことを想っているよ」

「まさか既婚者だったなんて私バカみたい」

「口説いた女がめんどくさい」

「放火してやる腕を折ってやる」

「おばさんここでうんこしちゃダメだよ」

「布多富我美はイヤな人でーす」

タイトル:ざんねんな万葉集

著者  :岡本梨奈

イラスト:雪路凹子

サイズ :四六判

ページ数:172ページ

定価  :1,091円+税

発売日 :12月20日

出版社 :飛鳥新社