あなたは、自分の怒りを前向きに表現できていますか?

たいていの文化圏で、怒りと攻撃性は人間の活動においてマイナスだと考えられています。どのような文化の中に生きていても、人は怒りをうまく表現することを学ぶ必要があるのではないでしょうか。しかし、その方法を教わっている人はほとんどいないのが実情です。

怒りと言う感情を他人に伝えなければいけない時もあります。
問題は多くの人が、怒りと言う心理状態と攻撃性と言う暴力行為を混同していることではないでしょうか。そのため自分の意見を強く主張しにくい、と言うことにはなっていませんか?

 

問1 : 怒ることはほとんどない。
問2 : 怒りを表に出すと、憎しみと勘違いされるので、出来るだけ避ける。
問3 : 正直に言うと、受け入れてもらえなくなるのが怖いので、友だちに対する怒りは心の奥にしまっておく。
問4 : 怒っても論争には勝てないと思う。
問5 : 怒りを他人にぶつけるよりは、自分で処理してしまったほうがいい。
問6 : 思い通りにいかないとき怒るのは、子供っぽい反応だ。
問7 : 怒りながら人をしつけようとするのは間違いだ。
問8 : 怒りを表に出すと、さらなる怒りが生まれる。
問9 : 怒っているときでも、笑いものにされたくないので、出来るだけ隠そうとする。
問10 : 自分の身近な人に対して怒っているとき、たとえつらくてもその気持ちを相手に伝えなければならない。

 

怒りのようなネガティブな感情も、良い方向に導くことができると主張する専門家は多いのです。彼らは、「創造的な攻撃」を練習することを勧めています。

これは、相手の誇りを傷つけたり、自尊心を失わせたりすることなく、自分の不快感を表明することです。それができるようになれば、カップルのどちらも自分の感情に正直になることができて、関係を壊さずにすみます。