坂東30番札所・新上総1番札所・千葉県木更津市の平野山 高蔵寺(高倉観音)

高蔵寺は用明天皇の代(西暦 585年~587年)に徳義上人が四寸(約12cm)ほどの観音菩薩像を感得して開基されたと言われています。この観音像は後に行基が刻んだ今の御本尊である観音像の頭部の中に納められているとの事。

平成28年4月には、跡継ぎがいない方や、子供にお墓の心配をさせたくないという方のために、永代供養墓、永代供養付個別墓、自然葬(樹木墓)を建立した。いずれも宗旨・宗派は不問、年間管理費・護持会費も不要。

平野山高蔵寺は「たかくらの観音様」の名で広く親しまれ、鎌倉時代から坂東30番札所として知られています。寺の開基は古く、飛鳥時代までさかのぼるといわれ、本堂は室町時代の大永6年(1526年)に再建されたものと思われています。木割構架という工法で造られており、重層の入母屋造りの「九間堂」で、床下が約1.9mもある高床が特色です。

坂東三十番平野山高蔵寺(高倉観音)と接して、おそらく鎮守であったのであろうと思われる「熊野神社」が建立されている。