「次亜塩素酸水」を自分で作ってみた。安い!簡単!安全!殺菌力絶大!新型コロナウィルスやノロウィルス、インフルエンザにも効果がある?しかも空間除菌ができるし、防臭効果も!

このところ、毎日のように「新型コロナウィルス」のニュースをやっている。
手軽に使えるアルコール除菌製品は、どこに行っても売り切れ状態。
咳の出る人はマスクをしましょうとかいうのに、肝心のマスクは売り切れ状態。
その上、なぜかトイレットペーパーやティッシュペーパーまで売り切れ!?

それにしても、こんなにも世の中にはデマが多いのか。しかも、そのデマに簡単に乗せられてしまう人たち。ネットで読んだ!SNSで情報が回ってきた!っていうけど、その情報源はいったいどこなの?その情報は本当に正しいの?

今はインターネットが発達して、Google先生に聞いたらほとんどのことに答え、あるいは、何らかの回答が見つけられる。
その中から本当に正しい情報を選択していくことが必要なのだけれど、SNSで「いいね!」がたくさんついているから正しい!と思っている人が本当に多いのが現実なのかもしれない。
※あるところでは「いいね!」の数を売っている(お金を払えば「いいね!」をつけてくれる)ところもある。

では、どの情報が正しいのか?
この情報は、正しくないのか?
それを知るカギは?

それは、皆さんの今まで培ってきた知識です。
とはいえ、私にしてもそんなに知識がある訳ではないし、というより世間一般の人よりも知識が不足しているのかもしれませんw
なので、どんな情報もまずは疑っています。テレビやラジオ、さらには新聞などのメディアからの情報。一見正しいように思えますが、これもまずは疑うようにしています。
政府発表の情報。本来国民としては信じるべきなのでしょうが、まずは疑いますw

情報源のはっきりしない情報は、情報源を探しましょう(近づきましょう)
あやふやな情報、警察や裁判所、知らない弁護士などがいきなり電話をかけてくる?おかしいとは思いませんか?
マスクが店頭に無くなった。同じ紙製品だからトイレットペーパーやティッシュペーパーもなくなるんじゃないか?確かになくなったら心配ですね。
でも、ちょっと考えてください。オイルショックのとき、トイレットペーパーやティッシュペーパーがなくなるといううわさが・・・ 現実はどうでした?

そもそも、マスクとトイレットペーパーを同じ紙製品だというなら、世の中の紙製品がすべてなくなるということですか?w

と、本題から逸れてしまったので本題に戻しましょうw

「次亜塩素酸水」は、除菌効果が高く、脱臭剤としても使えるし、空間除菌もできる。しかも食品添加物としても使われるほど人間に対してほとんど害のない安全なもの。その殺菌力は漂白剤としても使われる次亜塩素酸ナトリウムの80倍ともいわれている。

ならば、次亜塩素酸水をもっともっと使えばいいんじゃないか?
アルコール除菌よりも効果があるなら、次亜塩素酸水をみんなで使いましょう!ということに、どうしてならないのか?

ところで「次亜塩素酸水」というのと「次亜塩素酸ナトリウム(次亜塩素酸ソーダ)」というのがあるけど、この違いって何だと思います?

それは「phの違い」だったのです!
ん? phってなんだっけ?

酸性とかアルカリ性とか、それを表すのが ph です。

それによって、そんなに違いがあるの?って、不思議ですよね。
厚生労働省が出している資料があります。
https://www.mhlw.go.jp/shingi/2009/08/dl/s0819-8k.pdf

なんだか難しい言葉がたくさんあって意味が分かりにくい!?
と思って探していたら、歯医者さんが割とわかり易くまとめてくださっています。
https://www.oote-itsuki.com/about_jiasui.html
でも、なぜ歯医者さんが?と思われる方も多いのかもしれませんね。
実は、最近口腔内の除菌にも次亜塩素酸水が使われているらしいです。

これらのほかにも、探せばたくさんの資料などがありますから、ぜひ探してみてください。(情報は、まず疑って、自分で調べてみましょうw)

またも脱線(^_^;)

それじゃ「次亜塩素酸水」を購入しよう!と思っても「安価」というけどそれなりにお高いw
そもそも店頭で見かけないし、なかなか手に入らない(^_^;)

最近、世の中で流行の兆しを見せているジアイーノ

 

だったり、水と食塩だけで次亜塩素酸水が自宅で作れるという機械

 


こういったものを購入するなどして、自宅で作りましょうか?

って、とんでもなく高いじゃありませんか・・・

でもちょっと待って、次亜塩素酸ナトリウムと次亜塩素酸水の違いが ph だけなら、あちこちで漂白剤として売っている次亜塩素酸ナトリウムを使って次亜塩素酸水を作ることができるんじゃないの?

ということで、調べてみました。

https://blog.goo.ne.jp/nakama_1947/e/4a792172d15d4d225381ef7e9473582e

このサイトに、「次亜塩素酸水」を簡単に作ることのできる方法がありました。
化学式などがあって、少しばかり知識が必要なのかもしれませんが、中学生程度でも理解できる内容ですから、わからなければ調べましょう。

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簡単に説明すると・・・

用意するもの
1)次亜塩素酸ナトリウム
私は、サイトに書いてある通り「ピューラックス」を探しました(薬局などにあります)が、次亜塩素酸ナトリウムの漂白剤などでも大丈夫です。
※漂白剤などでは、界面活性剤が少量入っています

2)炭酸水
炭酸水を使って、アルカリ性の次亜塩素酸ナトリウムを中和するというのは、ちょっとした「目から鱗」でしたね

3)ペーハーテスター(ph試験紙・ph測定器)
これは熱帯魚屋さんなどでも手に入ります。また、農業用のph測定器もありますが、水質検査用ではないので不向きです。

4)500ml と 2L のペットボトル(飲料水のもの)
炭酸水などのペットボトルでも大丈夫です。

5)100均で購入したスプレー容器など(作った次亜塩素酸水を入れる)
スプレー式の容器なら何でも構いませんが、使用済みのものでしたらしっかり洗ってください。また、日光に弱いので遮光性のものがベターです。
また、手指の消毒等にも使用するならそれ用の容器も。

では、作り方ですが
2Lのペットボトルに、水(水道水)を1/3から半分程度入れてから、10ml(10cc : ペットボトルのキャップ2杯)の次亜塩素酸ナトリウム(6%)を入れ、そこに炭酸水を120ml(120cc)ほど入れ、さらに水を足して2Lにし、軽く混ぜます。これで 0.03%(6%の200分の1 : 300ppm)の次亜塩素酸水ができます。(原液とします)

この時に、ph試験紙等でph値を測っておきましょう。
この分量であれば、ph6.5 程度になるはずです。

実際に使用する場合は少し薄めて使いましょう。

まな板や食器などの除菌:150ppm~200ppm
※原液を2/3~1/2入れたペットボトルに水を満たす

消臭など空間にスプレーする:50ppm~100ppm程度
※原液を1/6~1/3入れたペットボトルに水を満たす

超音波加湿器で空間除菌:30ppm~50ppm
※原液を1/10~1/6入れたペットボトルに水を満たす

大体、こんな感じで使えると思いますが、次亜塩素酸水は光や熱により効果がなくなるのが早くなりますので、冷暗所に保管するようにしてください。
また、熱蒸発式の加湿器での使用は避けてください。
※急激な加熱により塩素を発生する場合があります。